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2026年04月03日 (公開日)

「渋谷闇バイトゼロプロジェクト」記者発表会を実施いたしました

 ディップ株式会社(以下「当社」)は、一般社団法人渋谷未来デザイン(以下「渋谷未来デザイン」)と共催し、渋谷区の後援、警視庁 匿名・流動型犯罪グループ対策本部の協力のもと、SNS等で勧誘が行われる犯罪実行役の募集(通称「闇バイト」)への関与を防ぐべく、渋谷スクランブルスクエアの15階 スクランブルホールにて、「渋谷闇バイトゼロプロジェクト」発足の記者発表会を実施いたしました。

 近年、SNSやインターネット掲示板等で仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募集する「闇バイト」が深刻な社会問題となっています。2026年1月に当社が実施した最新調査では高校生の9割が「闇バイト」という言葉を知りながら、約7割が実際の闇バイト広告を正確に見抜けないという実態も明らかになりました。この社会課題に対し、官民が連携し、巧妙化する勧誘手口から高校生を守り、無意識のうちに犯罪へ加担してしまう被害を未然に防ぐための“実践的な防犯リテラシー”向上を目的とした「渋谷闇バイトゼロプロジェクト」を発足しました。

 はじめに、当社 代表取締役社長 兼 CEOの冨田が登壇し、プロジェクト発足の背景と思いを語りました。冨田は、求人メディアを運営する当社の社会的責任として、「働く人のために働く」という使命を掲げ、深刻な社会問題となっている「闇バイト」への危機感を表明。当社の調査結果から、高校生の9割が言葉を知りながらも7割が普通の求人と見分けがつかない実態や、都内では4人に1人の高校生が闇バイトの疑いがある求人に接触しているという深刻な状況を説明いたしました。「若者が危険に気づけないまま人生を大きく狂わされてしまう現実を見過ごすわけにはいかない」と述べ、若者の街であり、同時に最もリスクが顕著な場所である渋谷から、正しい情報を届ける取り組みをスタートさせる決意をお伝えしました。


<パネルディスカッション>
当社代表取締役社長 兼 CEOの冨田、一般社団法人渋谷未来デザイン理事 大西賢治氏、渋谷区 区長 長谷部健氏、警視庁匿名・流動型犯罪グループ対策戦略企画官 植田 哲也氏、ファシリテーターとして渋谷未来デザイン 業務執行理事 長田新子氏の5名による、パネルディスカッションを行いました。 東京の高校生の4人に1人が闇バイトが疑われる求人に接触しているという実態を踏まえ、それぞれの立場からこの問題に対する考えや取り組みについて語っていただきました。


長田氏
 渋谷未来デザインとして、都市課題を「共創型」で解決するプラットフォームの役割を説明しました 。本プロジェクトではオンラインの発信だけでなく、渋谷区内の高校(都立第一商業高校など)への出張授業といった具体的な施策を展開していく計画を明らかにしました。

冨田社長
 当社の具体的な対策として、AIによる独自の「闇バイトチェックAI」の導入や、最も重要視している企業への直接訪問による面談、匿名相談窓口の設置などを紹介しました。さらに、警視庁との情報共有や、メガバンク・地方銀行といった金融機関との連携など、多層的な防犯体制を構築していると話しました。

植田戦略企画官
 本プロジェクトに対し、「通常は警察から企業へ協力を依頼するケースが多いが、今回は民間企業であるディップ側から能動的に始まった。非常に素晴らしい取り組みだ」と、お話しいただきました。 また、闇バイトの本質は「犯罪実行者募集情報」であり、一度関われば「使い捨て」にされ、一生消えない大きな代償を背負うことになると警告しました。SNSだけでなく、身近な先輩や友人からの誘いに対しても「断る勇気」を持つことの大切さを訴えました。

長谷部区長
 若い人が集まる街の責任として、安心安全な環境作りは不可欠であると述べました。行政だけでは情報のアップデートが追いつかない側面があるため、「アルバイト管理のプロ」であるディップの技術や知見を借り、クイズなどの実例を交えたリテラシー教育を推進できることは非常にありがたいと、官民連携の意義を語りました。

西理事
 渋谷の飲食店が学生バイトによって支えられている現状に触れ、「バイトを通じて社会の仕組みを知り、成長していくのが本来の姿だ」と語りました。ITやスマホ一つで犯罪に加担してしまう悲惨な現状を憂慮し、「子供は渋谷にとっても大事な財産」であるとして、この連携を渋谷から発信していく喜びと感謝を述べました 。


 最後に、冨田は「SNSから情報が飛び交うご時世だからこそ、安易な情報に流されず、まずは『疑ってみる』というぐらいの気持ちで向き合ってほしいと思っています 」、植田戦略企画官「甘い誘惑や言葉巧みなアプローチに対し、『気づき』ができる若者を増やしたい。他人に危害を加える加害者にも、騙されて犯罪者になる被害者にもさせたくないという思いで、警視庁として引き続き本プロジェクトに協力していきます 」、長谷部区長「行政だけではなく産官学民という形で、発信力のある渋谷から全国へ、正しい知識とリテラシーを持ってバイトを選ぼうという空気を作っていきたい。皆さんと一緒に学んでいければと思います 」、大西理事「企業が責任を持って声を上げてくれたことに感謝している。地元商店街、行政、警察が連携して、渋谷の大事な財産である子供たちを犯罪から守り抜きたい 」とそれぞれより本プロジェクトにかける熱意や決意を述べ、パネルディスカッションを終えました。

 次はQuizKnockの伊沢拓司氏が登場しました。当社とQuizKnockは、若者が闇バイトのリスクを回避するためのクイズ動画を共同制作しています。会場では動画内のクイズが早押し形式で出題され、参加した高校生たちが真剣な表情で挑みました。

 クイズは全部で3問あり、特に第3問の「即日高額入り簡単な仕事、口座買い取り、8万円から #高額バイト」 では、伊沢さんが「口座買取というこの四文字が犯罪。あなたの口座がマネーロンダリングなどの重大な犯罪行為に使われてしまう可能性があり、あなたも犯罪者になります。この四文字を見たら危ないということを覚えておいてほしい」 とクイズを楽しみながらも、闇バイトのその危険性に驚かれていました。クイズを終えると、伊沢氏より「一つ目は、性別を限定している求人。二つ目は、募集元が不明確な求人。三つ目は、給料が異常に高い求人。四つ目は、隠語が記載してある求人。五つ目は、口座売買を促す求人。最後は、仕事内容が曖昧な求人。が危険です。」 と改めて闇バイトを見抜くポイントを振り返りました。QuizKnockと当社がともに作成した動画を流し、伊沢さんより「闇バイトは、ほんの軽い気持ちや気の迷いで、自分の将来や財産としての輝きを失わせてしまうもの。社会みんなで手を組んで、知識という力を使って若い世代を守り、闇バイトをゼロにしていきたい」 と闇バイトゼロに向けた熱いメッセージをいただき、フォトセッションの後、本会は終了いたしました。


<渋谷闇バイトゼロプロジェクト概要>
 本プロジェクトは、若年層の「闇バイト」関与をゼロとし、全ての求職者が自分らしく安心して働ける社会の実現を目的として、巧妙化する勧誘手口から高校生を守り、無意識のうちに犯罪へ加担してしまう被害を未然に防ぐための“実践的な防犯リテラシー”向上に取り組みます。


プロジェクト名:「渋谷闇バイトゼロプロジェクト」
主催:ディップ株式会社、一般社団法人渋谷未来デザイン
後援:渋谷区
協力:警視庁 匿名・流動型犯罪グループ対策本部
スペシャルパートナー(コンテンツ協力):QuizKnock
賛同・協力企業:東急株式会社、東急不動産株式会社、三井不動産株式会社、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント

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